24回初回合格。試験対策で使用した書籍・ロープレ会ほかキャリコン周りについての情報

キャリアコンサルタント試験 実技対策① 

キャリアコンサルタント試験では、実技試験が私にとっての最難関でした。養成講座内で何度か経験済みでしたが、ついに何が得点につながるのか理解できないまま養成講座は終わりました。

 

不思議なもので、この時点ですでに自信を持っている養成講座仲間も居ましたが授業の中では仲間同士、先生との2通りしかロープレのバリエーションはないので、ここで自信がつく事は寧ろ警戒したほうが良いでしょう

というのも、養成講座仲間同士では、お互いほめるばかりで、下手や欠点が顕著であっても本人に直接指摘する事は遠慮があってできないからです。またすでに気心が知れてしまっているので、緊張もありません。

こんな小さな世界では井の中の蛙です。 自分の実力を知る、つけるためには個人的には外の世界で未知の人にお相手をお願いする方が、試験の環境に近づけるかと思います。

 

話をするのが上手、実務で経験済みの方にとっては楽勝!と思われるかもしれませんが、通常の相談を聞く姿勢とは異なり”傾聴”の姿勢が求められます。

”傾聴って何だろう?” 相談者(Client)の話を否定せず、受容し、共感的に理解する聞き方で信頼関係を築く為の土台となるものですが、実技試験の15分では一般的な相談(60分)のうち、信頼関係を築く段階の15分間を切り取って審査されます。(なので、実技試験15分後の口頭試問で、この先どのような支援を考えているか(キャリ協)? とかこの先45分でどのように展開するか?(JCDA) について質問されます。)

 

恐らくは、普段友人の相談などでは見られない慎重さや、問いかけの技術が求められるので、他人の話を聞けない人、すぐに助言する人、共感しすぎる人は、独特な技術の習得が必要になるでしょう。

とはいえ、あまりにそれに囚われると自然ではなくなるので、ロープレの回数を重ねるごとに身についてくるものではと思いました。

 

私はあがり症もあり、最初から苦手意識が強かったので、養成講座の実技対策という単発の指導より、とにかくロープレの回数を増やし体に定着させていく方法を選択しました。ここで困ったのでロープレの相手です。通常は

1.養成講座仲間と(気心が知れてしまって効果は薄い?)

2.養成講座の実技対策(単発)

3.他の有料実技対策

となるかと思うのですが、私は回数重視で費用をかけたくなかったので主に以下の2つをメインに選択しました。

 

1.キャリコンスタディ 毎週火曜日夜の無料ロープレ会

careerconsultant-study.com

キャリコンスタディは受験者にとっては有名なサイトだと思います。学科や論述対策もあり有料の指導もあります。他にLINE登録すると毎日学科の1問1答が配信されるので、少しずつ学習する事ができる親切なサイトです。何よりロープレ他無料で利用できる支援が多くあり、とても良心的でした。難点は試験に向けて利用者が増加していくと、ホルダーの数が足らなくなり、受験生3名でのロープレ会になってしまう事です。相手を褒めましょうという大前提はありますが、有資格不在の3名という無法地帯では、たまに言いたい事を言う人に当たってしまったり、3名となると2対1で正しい事が通らなかったりと、ストレスになる事も稀にあります。お互い有資格ではないので、相手の指摘を素直に受け取れないという事もあるかと思います。あくまでも自分の練習の為と思い、無資格者の指摘は聞き流すくらいの気持ちで臨まれると良いかと思います。無資格者3名の時には、情報交換などもできて楽しかったです。

 

2.     なないろキャリア毎週土曜日午前

nanairocareer.com

認知度は低いのですが、こちらでは、有資格者が必ずロープレ会に入り(最高4名入った事がありました💦、毎回きちんと20分のフィードバックが得られるという贅沢な実技支援でした。有資格者には2級ホルダーも多く、暴走する無資格者もなく、安心してじっくりと指導が受けられます。

有料の実技指導は1回3000円~10000円くらいが相場かと思いますが、こちらは1回1500円!で、かつ初回は無料と安価なので、私は毎週参加していました。養成講座の先生の実技指導は1回10,000円程度。主催者が毎回試験対策について色んな情報を共有してくださるので、私にとってもこちらが非常に有用でした。

 

基本的に実技対策は 毎週2回 上記 1.+2.に試験前ほぼ3か月参加していました。(結果試験は全てA判定で合格できました)

いずれも参加者が少ない早い時期に登録をすると、有資格者から丁寧な指導を得る機会を得られ 余裕をもって試験に臨めるはずです。 学科の自己学習が終わってからと実技を後回しにする受験生が多いですが、試験が近くなると受験生が殺到し、また自身、時間が無くなり焦ってしまうと思いました。実際友人は自信があり、後半から参加しましたが、たくさん指摘されかなり焦っていました。

 

以上

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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